第2回|好きなことから見つける仕事
「好きなこと」を、わが子だけの「価値」に変えていくために。

「好きなことを仕事にしよう」。よく聞く言葉ですし、たぶん間違ってはいません。
でもそのままだと、少しだけ「雑」かもしれない。私はそんなふうに感じることがあります。
今日は、わが子の「好き」を応援したい気持ちと、将来へのちょっとした不安。そんな風に揺れ動くママの心にこそ届いてほしい、「好き」という原石の磨き方についてお話しします。
💭 「好きなことで食べていけるの?」
悪気はない、むしろ心配や優しさからの言葉。でも、光る前の小さな原石にとっては、その言葉は少し強すぎることもあります。
既にある「椅子」を一生懸命探すのを、一度お休みしてみませんか?
「ないなら自分たちで創っちゃおう!」という自由な心が、子どもの未来を切りひらく力になります✨
📚 Index
1️⃣ 「好き」だけでは足りない理由
好きなことは最高にステキな「素材」です。でも、それを自分の中だけで終わらせずに、どうやって誰かに届けるか。
磨いて、誰かを笑顔にしたり、困りごとを解決したり。そんな「ありがとう」の循環が生まれたとき、はじめて「お仕事」という価値に変わっていく。「好き」を使い切る。その視点が大切です。
2️⃣ 磨く前に投げてしまう「原石」
光り始める前に、「もっと上手な子がいるから」という比較で、ついつい手放してしまいたくなることがあります。
でも、今の世の中にある職業から選ぶことだけが正解ではありません。自分が座りたい椅子をデザインして創る。そんな「開拓者精神」こそが、これからの時代を生き抜く武器になります。
3️⃣ 便利さよりも「手間暇」が心を磨く
効率だけを追い求めると、心はどこかカサカサに乾いてしまう気がしませんか?
あえて手間暇を惜しまず向き合う時間を、私たちは「文化」と呼んでいます。
好きなことに没頭して工夫を重ねる「心の余白」こそが、将来、仕事の質を高めてくれる最高のギフトになるんです💡
4️⃣ 「持っていない」のではなく「使っていない」だけ
「うちの子、好きなことがなくて」というママの声も伺います。でも実は、見つからないのではなく、自分の中にある素材を「まだ使っていないだけ」ということも多いのです。
最初から結論を急がず、まずは小さなことから試して、誰かに喜んでもらう。その経験の中で、好きの輪郭は少しずつ見えてくるものですよ。
5️⃣ 背中で見せる「大人のリアル」
子どもたちは、大人の「成功した姿」よりも、実は「一生懸命な過程」をよく見ています。失敗したとき、どう立ち上がるのか。誰のために力を尽くすのか。
ちょっと不格好でも、本気で向き合っている大人の熱量に触れることで、子どもたちは「あ、私もこんな風に生きていいんだ!」と安心して、挑戦する勇気が湧いてくるんです🔥
6️⃣ 「好き」を磨き続ける地域へ
地域の中に、自分の「好き」を誰かのために使っている大人が増えていくこと。そんな大人たちの多様な生き方を、子どもたちが「浴びる」ように触れられる環境を作りたい。
「好き」は才能ではなく、一生かけて楽しんで磨き続ける素材です。まずは今日、親子でその原石を面白がってみることから始めてみませんか✨
🌟 おさらい:未来へのヒント
「好きなことが見つからない」のではなく、まだ「使っていないだけ」かもしれません。
本気で自分の「好き」を使い切っている大人の背中を地域に増やしていくこと。それが、子どもたちの未来をゆっくり、確実に支えていくギフトになります。
✏️ PROFILE
👑 福岡おもしろお仕事図鑑プロジェクト代表・宮田えみ

北九州を拠点に「子どもたちの好奇心に火をつける」活動を展開。かつて夢を「探すもの」だと思っていた自身の経験から、現在は、本気で働く大人との出会いを“仕込む”教育のあり方を提唱。書籍・寄贈・体験を組み合わせた「新しい教育インフラ」の構築に挑戦中。二児の母としての視点も大切にしながら、地域全体で子どもを育む環境づくりに取り組んでいる。
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