第1章:【再定義】自分という奇跡を抱きしめる(Day 1-20)
S1 #018 |「文明」で体を洗い、「文化」で心を洗う
〜「えみさん、それどういう意味?」にお答えします。本当の時間を取り戻す戦略〜
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はじめに:いつも最後にお伝えしている「あの言葉」の真意
世界のどこかで、今日も自分らしくあろうと一生懸命なあなたへ。お耳の恋人、宮田えみです。
このラジオの最後に、私がいつもお伝えしている言葉があります。
「文明で体を洗い、文化で心を磨く。」
「えみさん、それって一体どういう意味なの?」と思われていた方も多いかもしれませんね(笑)。今日は第18回。いよいよこの言葉の真意、そして「時短家電もスマホもあるのに、なぜ私たちはこんなに忙しいのか?」という現代最大のミステリーを解き明かします。さあ、五感でおもいっきり知恵を浴びてください。
1. 私たちは「余白」をまた「効率」で埋めていないか?
ちょっと考えてみてほしいんです。洗濯機、炊飯器、お風呂の給湯システム……。私たちは「文明」の恩恵を受けて、100年前の人たちとは比べものにならないほど「自由な時間」を手に入れたはずですよね?
なのに、どうしてこんなに時間に追われ、心がカサカサに乾いているのでしょうか?
理由は、実はとってもシンプル。私たちは、文明によって生み出した「余白」に、また別の「文明(効率)」を詰め込んでしまったからです。
洗濯機が回っている間にスマホでメールを返し、お米が炊ける間にSNSをチェックする。「浮いた時間」を「さらに効率化すること」に使ってしまったら、心に贅沢な空白が生まれるはずがありません。効率化はあくまで手段。その先にある「目的」を見失ってはいけないのです。
2. 体はシャワー(文明)で、心は温泉(文化)で。
福岡のプロフェッショナルたちが大切にしている「知恵」をインストールしましょう。
「体を洗うのはシャワー(文明)で十分ですが、心を洗うには温泉(文化)が必要だ」
体を清潔に保つのが文明なら、心を豊かに磨き上げるのが文化。文明で生活を便利にし、そこで浮いた時間を「さらに稼ぐため」ではなく「心を潤すため」に使う。このバランスこそが、人生を輝かせる秘訣です。
ただ喉を潤すために水を飲むのではなく、お気に入りのカップで丁寧にお茶を淹れる。スマホを裏返して、湯船の蒸気と香りに癒される。この「一見、無駄に見える時間」こそが、本当の意味で自分を取り戻すための「文化の洗浄」なのです。
3. 忙しさの波を止める「if-thenプラン」
脳がパンパンになっている開拓者のあなたにこそ、この「戦略的な不便さ」が必要です。今日からこのルールを自分に許してあげてください。
【習慣化の魔法:if-thenプラン】
If: 「あ、今、効率化の波に飲まれて心が乾いてるな」と気づいたら、
Then: 「文明で浮いた時間を、文化のために使う」と心の中で唱えてください。5分だけでいい。ただ空を眺めたり、コーヒーの香りを全力で楽しむ「文化の時間」を自分にプレゼントしましょう。
おわりに:不便さを贅沢に楽しむ、誇り高きあなたへ
「文明」で生活の土台を支え、「文化」で人生という物語に彩りを添える。その二階建ての生き方を愉しめるのが、成熟した大人の姿ではないでしょうか。効率の先にある、もっと豊かな幸せを一緒に味わっていきましょう。
次回は、キャリアの不安をワクワクに変える、「『やりたい仕事』がないなら自分で作ればいい」というテーマでお届けします。
文明で体を洗い、文化で心を磨く。不便さを贅沢に楽しむ、最高にかっこいいあなたで。それでは、新しい世界へいってらっしゃい。
お耳の恋人、宮田えみ
「福岡おもしろお仕事図鑑01」にご出演いただいた32名のプロフェッショナル、そしてプロジェクトを支えてくださる全ての支援者の皆様に、心より感謝申し上げます。

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