第3章:【循環】Day 50
S1 #050 |「仕事の最後は、人を喜ばせること」という結論
〜スキルの先にある「真の価値」に気づいた時、あなたのビジネスは「使命」に変わる〜
「何のために働いているんだろう」と虚しさを感じたら
日々のタスクをこなすことに精一杯になって、「私、一体何のためにこの仕事をしているんだろう?」と、ふと目的を見失って虚しさを感じてしまうような、そんなことはありませんか?
第3章では「与えること」や「徳」、そして「お金の本質」について繰り返し、角度を変えてお話ししています。なぜなら、これらは人生の土台となる本当に、本当に大切な根幹の部分だから。何回でも、視点を変えて深掘りしながら、あなたの心に深くインストールしていきましょう。
福岡で30年近く、数々の激しい荒波を乗り越えてきた飲食店経営のプロフェッショナルは、長い長いキャリアの果てに、あるとてもシンプルな真理に辿り着きました。それが、「仕事の最後は、人を喜ばせることにある」という視点です。
お金の先にある「笑顔」をゴールに設定する
あなたの仕事に「誇り」と「極上の豊かさ」を吹き込んでくれる、プロフェッショナルの3つの至言です。
- 1. 「感謝の循環」こそが仕事の本質:ビジネスの初期段階や、がむしゃらな時期は、自分の利益のために働くのは当然のことです。けれど、真に持続可能な成功を手にするには、その目的をどこかでフッと昇華させる必要があります。美味しい料理を提供し、目の前のお客様に笑顔になってもらい、「ありがとう」という温かい言葉と共に、その対価としてお金をいただく。この美しい循環を信じ切ることこそが、プロとしての本当のスタートラインなんです。
- 2. 顧客の「大切な時間」を彩る:そのプロフェッショナルは、単にお腹を満たすことだけを仕事とは考えていませんでした。結婚記念日のサプライズ演出など、お客様の「人生の大切な1ページ」を彩ることに、魂を込めて心血を注いでこられたんです。自分のスキルや時間を、誰かの幸せのために発揮した時、仕事は単なる「労働」であることを超えて、あなたにしかできない最高の「自己表現」へと変わります。
- 3. 「自分のため」という枠を超える:自分の利益や実入り、損得ばかりを追いかけていると、どうしても心に余裕がなくなって、相手にその必死な「圧」が伝わってしまいます(笑)。ですが、視点を「目の前の誰かの喜び」へとシフトさせた瞬間、不思議なことに、お金や成功は後からノコノコと、自然についてくるようになるのです。
今日から「喜びのプロデューサー」になるヒント
あなたの仕事を「義務」から「喜びの種まき」へと一瞬でアップデートするための、2つのアクションです。
- ① 仕事の「完了」を「相手の笑顔」に設定する:書類を提出した時。商品を発送した時。「あー、終わった!」と思うその瞬間に、それを受け取った相手がどんな表情をして、どんな風に喜んでくれているかを、10秒だけ目を閉じて想像してみてください。そのほんの少しの想像力が、ただの作業の質を「有念(ゆうねん)――つまり、価値あるもの」へと一気に引き上げてくれます。
- ② 「プラスアルファ」の気づかいを添える:マニュアル通りの完璧な仕事に、あなたらしい「小さな喜びの種」を一つだけ、そっと添えてみてください。誰かに言われる前に、相手を思いやって動くその姿勢。相手の時間を彩ろうとするその優しい心が、あなたを世界で唯一無二の、代わりのきかない特別な存在へと押し上げてくれます。
★宮田のここだけの話(笑)
自分の人生が本当に成功だったかどうかなんて、生きている間にはわかりませんよね。だけど、こうして誰かの喜びに向かって、純粋な想いで動き続けていること自体が、すでに大成功の真っ只中なんだなって思うんです。最後に人の喜びを感じた時のあの気持ちの余韻を感じながら、今日も目の前の人に「喜びの種」をまいていきましょう!
羅針盤を狂わせない、究極の結論
「仕事の最後は、人を喜ばせること」。
この結論を胸にピッと刻んでおけば、この先どんなに困難な状況や変化が訪れても、あなたの人生の羅針盤が狂うことは絶対にありません。
あなたが今、目の前の人のためにまいている「喜びの種」は、100年先かもしれないし、明日かもしれないけれど、必ず豊かな実りとなってあなたの元へ帰ってきます。
誰かの喜びを、明日の力に。
宮田えみ
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